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戦術 サッカーの楽しみ方

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日本でも人気の高いサッカーですが、見方次第で様々な楽しみ方があります。

その一つが戦術で、特に最近ではディフェンス戦略によって戦力に劣るチームが強豪チームを打ち負かしたりする試合が増えてきています。そのような場合に弱者が採用するディフェンスは、基本的に引いて守るというのが主流ですが、中でもペナルティーエリアの外側にラインを構築して相手の攻撃を跳ね返し続け、一瞬の隙をついてカウンターで1点を奪って逃げきりを図るというのがよく見られるやり方です。これに対し、強豪チーム側としては、ペナルティエリア付近でフォワード陣を中心に相手守備陣に対して積極的にプレッシングを行ってボールを奪取することで、相手が守備ラインを構築する前に攻撃に転じるというのが定番の対抗策となっています。

しかしながら、このようなディフェンス戦略の組み合わせはあくまでも一例であり、実際には強豪チームが強固な守備ラインを構築して引いて守ったり、弱小チームでも積極的にプレッシングを行って油断している相手を慌てさせたりするなどといったケースも稀ではありません。このように、ディフェンス戦略一つを取っても様々であり、そこに注目することでサッカーの新たな魅力が見えてくるのではないでしょうか。

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サッカーのシステム 4-4-2・4-3-3・4-5-1

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サッカーには様々なシステムがあります。例えば、4-4-2や4-3-3、4-5-1などです。サッカーでは、選手個々の能力の高さが大事なのはもちろんですが実はシステムも非常に重要な要素なのです。
試合中にシステムを変更して、劣勢を打破したということは多く見られます。

4-4-2というのはディフェンダーが4人、中盤も4人、フォワードが2人という構成です。
中盤はボランチを2枚配置する場合やここを1枚にして、両サイドに1枚ずつ配置しトップ下に1枚というように、その配置パターンは様々です。中盤を強化したいのであればボランチを2枚起用し、サイドを厚くしたければ両サイドに配置する、というように使い分けます。
フォワードは、2枚並ぶ場合やトップに一人、その少し下にもう一人という使い方もあります。

4-3-3は、非常に攻撃的なシステムです。中盤は3枚で構成されるため、強度には少し欠けてしまうかもしれませんが、フォワードが3人配置されるため最も得点が期待できるのです。フォワードの構成は、トップに1枚でその両ウイングに1枚ずつとなります。
ウイングに配置される選手は、得点力だけでなく走力やクロスの精度など多くのことが求められます。

4-5-1は中盤に5枚起用しフォワードが一人だけというシステムです。中盤の構成の仕方としては、守備的な選手を3枚配置し攻撃よりも守備を重点的に行うというケースが多いです。
そのため、対戦相手が強く引き分け狙いを目的とするチームがよく採用するシステムになっています。

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